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Digitalモードを楽しもう

ローパワーでもよく飛ぶJT65   byJA3MPT

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●JT65とは

JT65はデジタル技術を用いた狭帯域の通信方式です。JT65用のプログラムを用いて微弱な電波でもQSOできるのでアマパンハムでも釣り竿アンテナやモービルホイップに数ワットの電力でDX通信が可能です。
QSOも「双方のコールサイン」「受信レポート」程度の定型文を送るだけなので英会話などの会話力も必要なくマウス操作一つでQSOできます。JT65に関する詳しいことはJA1FMN 今西OMがCQ誌に連載している「JT65入門(2016年1月号から連載)」に詳しく書かれていますのでご覧ください。

●JF65を運用するのに必要機器類


(1)HF帯が運用できるSSBモードの無線機:真空管式は動作が不安定なため不向きです(ファイナルだけが真空管も含む)
(2)Windows7以上の パソコン: JT65は高速処理が必要なためCPUがコアI3以上でメモリが4GB以上が望ましい
(3)無線機とパソコンを接続するインターフェース:市販のインターフェースもありますし自作も可能です
(4)USBサウンドアダプター(インターフェースを自作する場合はあったほうが望ましい)

(1)現用の無線機

現在KENWO0ODのTS-850Sという古い無線機を使用しています。DSPはついてませんが背面にアクセサリコネクタがありますので十分デジタルモードでも使用できます(左はICOM IC-726)

無線機     

  現用の無線機TS-850S。モニターの下にあるのは自作インターフェース。                   TS-850Sのアクセサリコネクタ

(2)インターフェース

インターフェース

SignalLink USB Sound Card 日本通信エレクトロニクス(http://www.jacom.com/)

●自作インターフェース

<自作インターフェース1号機>

インターフェースは自作も可能です。市販のインターフェースは高価なので私なんぞの無銭家にとっては結構負担になります。パーツは日本橋のデジットで調達しました。ユニバーサル基板を利用しましたので見栄えはあまりよくありませんが問題なく動作しました。
トランスは無くてもいいのですが直流カットのためとノイズや回り込み対策に効果があります。PTTはUSB-シリアル変換ケーブルでPCのUSB端子接続します。このインターフェースで当初PSK31運用していましたが後にJT65でも問題なく動作しておりました。

インターフェース1号機

<自作インターフェース2号機>

1号機は基板から直接ケーブル類が出ておりメンテナンスの際に不便でしたのでケーブルにコネクタを付けて取り外しができるようにしたいのとRTTYも運用できるように新たに製作しました。回路は1号機とほぼ同じですがRTTYも運用できるように回路を追加しました。左側がPCへ接続するケーブルでミニプラグはパソコンのスピーカーとマイク端子に接続します。
PTTは1号機と同じくUSB-シリアル変換ケーブルでパソコンのUSB端子に接続します。右側のDINケーブルは無線機のアクセサリー端子へ接続します。ミニプラグはRTTY端子へ接続します。
1号機と同じく基板はユニバーサル基板を使用しケースは100円均一で買った蓋つきのプラスチックケースを利用しました。

インターフェース2号機

●自作インターフェース回路図(2号機)

インターフェース回路図

USBサウンドアダプター

PCのサウンドカードを使用する場合は信号がPC内部のノイズの影響を受ける可能性があるのでできれば外付けのUSBサウンドカードを使用する方が望ましいです。
私はBuffaloのUSBサウンドアダプターを使っています。サウンドドライバーはWindows10でも問題なく動作しています。

USBサウンドアダプタ
USBサウンドアダプター iBuffalo BSHSAU01BK
http://buffalo.jp/product/multimedia/headset/bshsau01bk

●JT65のソフトウエア

JT65用のソフトウエアはいくつかあります。私が使っているのは「JT65-HF HB9HQX Edition」です。
これは「JT65-HF」というJT65を運用する基本的なソフトをHB9HQXが改良したソフトで独自機能を追加していまなお精力的に開発が進められているソフトです。

ダウンロードURL:https://sourceforge.net/projects/jt65hfhb9hqxedi/

JT65用ソフト

JT65-HF HB9HQX Edition

PC内時計合わせ用のソフトダウンロード

JT65はPC内の時計が2秒以上狂っているとデコードしません。PC内の時計を正確に合わせる必要があります。時刻合わせのソフトはいくつかありますが例えば「iネッ時計~インターネット時刻補正~Ver.1.08」((http://pino.to/ntptools/)をインストールしてPC起動時に時刻合わせを行う方法があります。

無線局の免許状の変更

JT65の電波形式は「F1D」です。自分の過去の免許申請を確認して「F1D」が未申請ならば変更申請を行ってください。

●JT65の運用周波数

JT65で使用される周波数は、1909/3531/7041/7076(日本では海外とのQSOのみ)/10138/14076/18102/21076/24917/28076KHZでモードはUSBです。

●JT65の運用方法


JT65Aは13文字を約48秒かけて数回送ります。したがって一回のQSOが完了するまで時間がかかります。何度も再送するため微弱な信号でもデコードできるようになっています。
しかし、ちょっとPCのモニターから目を離すと相手から応答に気づかずこちらかの送信が遅れることがあります。
送信する文章は定型文のため英語力は必要ありません。この点もビギナーの方でもDXQSOが楽しめるメリットがあります。
あらかじめ定型文を作っておいてマウスでクリックするだけの操作でQSOできます。
パワーもQRPで十分QSOできます。5Wにダイポールと局もいます。当局は10Wに釣り竿アンテナで運用していますが六大陸とQSOできています。

私の現用アンテナと室内型ATU、コメット人口グラウンド


アンテナは自作の釣り竿アンテナです。4.6mのグラスファイバーロッドに2mmアルミ線を9.6mヘリカル上に巻きつけています。80mはローディングコイルを追加して使っています。
今住んでいる集合住宅にはベランダがないので3階の窓から釣竿アンテナを南の方向に突き出しています。このアンテナで世界中に電波が飛んでいます。
この釣り竿アンテナに東京ハイパワーの室内型ATUのHC-100ATとCOMETの人口グラウンドCAG-300Xで80m~10mまでQRVしています。
特にCOMETの人口グラウンドは集合住宅の3階でアースが取れない環境ではとても強い味方になってます。
たった2.5mのカウンターポイズを1本部屋の中に這わせてあるだけですが80m~10mまでチューニングが取れています(80mはローディングコイルを追加)
右の写真の下側にあるのはバイキングのアンテナカプラーで現在は使用しておりません。


釣り竿アンテナ 

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